二階堂明弘

1977年 札幌生まれ
1999年 文化学院芸術専門学校陶磁科を卒業
2001年 栃木県益子で独立
2010年 「陶ISM 2010」を企画し開催
2014年 現代陶芸展「現象」 茨城県立陶芸美術館
2015年 個展「侘びと今」 ニューヨーク
2016年「侘びと今 -輪-」 ニューヨーク 
2019年「侘びと今 -散-」 ニューヨーク
1年に10回を超える個展を中心に活動しニューヨーク、パリ、台北、上海、北京で個展や作品展にも出品。
中国茶葉博物館に作品が収蔵。


二階堂さんの器は、使い続けていくうちに、油がじんわりしみ込んで、味わい深く変化していきます。
もともと真っ白だった焼き締めは味わいのあるベージュに。
鉄色の錆器は艶がでてきます。
縁がちょっと欠けても、味わい深く感じられる。大きく欠けてしまって気になるときは、砥石で磨いて使っていく。
使っていくうちにできる変化は経年変化であり、美しさの一つ、「器が育っていく」こと。
その変化を愛しお愉しみいただけると幸いです。
10